ドンキ創業者・安田隆夫氏が作った「買いにくい」売り場、「ワクワクする顧客体験」だけではないもう一つの狙い - 経営のためのIT活用実学
コスメやスキンケアに特化して外箱がつぶれた「訳あり品」なども販売する新業態店舗、ウォークスルー決済が可能な大学構内の無人小型店舗──。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)が運営するディスカウント店のドン・キホーテは2025年、特色ある新業態・新企画を続々とスタートさせた。こうしたユニークな取り組みを生み続ける背景に「創業者の安田隆夫氏が作った『一貫した方針』がある」と語るのは、2025年10月に著書『経営戦略の論理 第5版(日経文庫)』(日本経済新聞出版)を出版した一橋大学名誉教授の伊丹敬之氏だ。差別化の武器となる「ビジネスシステム」の重要性や、安田氏がドン・キホーテであえて「買いにくい」売り場を作った狙いについて、同氏に聞いた。