不正会計の発覚を阻んだ「何層もの情報統制」…オルツはいかにして投資家たちを欺き続けたのか? - 経営のためのIT活用実学
組織の不正会計はなぜ長期間にわたって見過ごされてしまうのか──。不適切会計の疑いで第三者委員会の調査が進むモーター大手・ニデック(旧日本電産)をはじめ、会計にまつわる企業不祥事は後を絶たない。こうした不祥事について「問題の本質は会計処理だけでなく、組織そのものにある」と語るのは、2025年11月に書籍『不正会計と経営管理』(ふくろう出版)を出版した県立広島大学大学院経営管理研究科教授の安達巧氏だ。不正会計が行われる組織構造や不正を外部から見抜けない理由について、同氏に聞いた。