トヨタの究極的な強さを支える力 かんばん方式や改善活動以上に重要な「見えざる資産」とは? - 経営のためのIT活用実学
国内製造業の低迷や衰退を嘆く声がマスコミや経済界の中で聞かれるようになって久しい。しかし早稲田大学研究院教授の藤本隆宏氏は、こうした論調の問題点を指摘する。これまで国内外1000カ所以上の製造現場を分析してきた同氏は、「今の日本に必要なのは、雰囲気で論じる悲観論や楽観論ではなく、産業特性の理解と正しい歴史認識・統計的事実に基づいた“ものづくり現場発の戦略論”だ」と語る。2024年12月、書籍『日本のものづくり哲学(増補版)』(日経BP 日本経済新聞出版)を出版した藤本氏に、日本の製造業に求められる戦略の在り方、トヨタから学ぶべき組織力について話を聞いた。