「Zoom」はなぜコロナ後も姿を消すことなく、日常に定着したのか?フェーズフリーが消費者の「顕在化していないニーズ」を発見する手掛かりとなる理由 - ニュース・経営 普段から災害に備えることが大切だと分かっていても、消費者にとって「非常時にしか価値を感じられないもの」を用意するのはコストであり、そのため防災はビジネス化が難しい領域と言われる。そこで今、「備えられない」ことを前提に、社会状況(フェーズ)を区分しないデザイン設計が、さまざまな業種で注目され始めている。本連載では『フェーズフリー 「日常」を超えた価値を創るデザイン』(佐藤唯行著/翔泳社)から、内容の一部を抜粋・再編集し、「フェーズフリー」の考えを生かしたビジネスの可能性を探る。第4回では、コロナ禍を機に普及したオンラインミーティングツール「Zoom」を例に、消費者の「顕在化していないニーズ」を捉える必要性を考察する。 Читать полностью...